サメは現在世界中で約350種類日本近海でも約110種類がいるといわれ、南極を除く世界中の海に分布しています。サメは魚です。魚はサンマやイワシのような硬骨魚とサメやエイのような軟骨魚に分けられます。サメとエイは軟骨漁網の板鰓(ばんさい)類に属し、同じ軟骨漁網でもギンザメを全頭類として区別されています。サメは硬骨魚のような骨格をもたず、軟骨でからだを支えています。このためサメの化石は歯しか残っていません。魚特有のウキブクロもなく、その代わりに内臓の90%を占めるという巨大な肝臓をもっています。大きさは手のひらにのる20cm程度のものから20m程度のものまで。
しかし大多数は2m以下です。
サメというとアメリカ映画「ジョーズ」を連想し、大きな口で獲物を食いちぎるイメージが強いでしょう。だが、ウバザメやジンベイザメなどはプランクトンを餌にしています。イカ、タイ、サンマなどの回遊魚を餌にするものもあれば、カレイやヒラメなど海底の魚を食べているものもあります。また生息する場所も沿岸、外洋、深海など、さまざまです。
サメは私達人類が地球上に登場する400万年前より遥か昔、4億年も前から今日まで、気の遠くなるような時間を現在の姿かたちのまま生き抜いてきました。このように進化していない海洋生物は、海の化石といわれる「シーラカンス」と同じ板鰓類の「エイ」だけです。熾烈な生存競争のなかで、どうやって淘汰を免れたのでしょうか。
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